細くて繊細な毛髪にも自然に馴染む
英国式頭皮アートメイク

お金をかけた先にきちんと

目に見える結果を。

イギリスバーミンガムにて20年以上もの歴史のある
手打ち頭皮アートメイクの開発者から直接技術を取得。

手打ちによる技法により色素注入の深さや毛根配列を
お客様に合わせて調整致します。

吉田れい
吉田れい
instagram-reiscalpartmake

植毛・頭皮アートメイク、どちらを先にするべきか?

生え際の透け感や額の広さに悩まれている方へ:

記事をお読みいただき

ありがとうございます。

最近では、インフルエンサーさんが植毛手術を受けられるなどして、

植毛手術も注目されつつあります。

そこで、今回はよくいただくご質問、

「植毛」

「頭皮アートメイク」

どちらを先に行うべきなのか?

についてお話しをさせていただきます。

⚠︎Xで私と繋がっている方は、知識も博士レベルなので物足りないかもしれません。

ここでは、「植毛」がなにかよくわからない方に向けてのご説明をさせていただきます。

そもそも自毛植毛とはなにか?

植毛とは、薄毛や抜け毛の進行を改善するために、自分の健康な毛髪(後頭部に生えている毛髪を利用することが多いです。)を頭皮の薄い部分に移植する手術となります。

主にFUT(Follicular Unit Transplantation)とFUE(Follicular Unit Extraction)の二つの方法があり、

それぞれの技術で毛髪を採取し、移植していきます。

(2つの技法の違いは別記事でご解説させていただきます。)

自毛植毛は自分の毛を使用するため、美容師さんも気づかないほど自然な仕上がりです。

実際に、私の元にご来院いただく「植毛手術をされているお客様の生え際」は、近くで見てもどこを手術したのかわからないほどです。

しかし、大きなハードルとして

①半年間もの長い期間、ダウンタイムが続くことが怖い

②とにかく値段が高すぎる

③外科手術であることから一歩踏み出しづらい

④ショックロスが怖い(一時的に毛髪が抜ける現象)

といったリアルな声を、良くお客様からお聞きしています。

反対に、頭皮のアートメイクは

「外科手術ではないため、ダウンタイムも少なく、施術のハードルも低い」印象です。

2つの施術の大きな違いは、

「髪を生やすか、隠すか」といった点。

ではここから、記事の本題。

「頭皮アートメイクか植毛か」

についてお話をさせていただきます。

以前、

お客様でこんな方がいらっしゃいました。

「毎日、毎日、鏡で自分の生え際の広さを見て落ち込んでしまって。

植毛はしたいけど、他の外科処置をする予定があるので、植毛は半年後が良いなって。

れいさんからの連絡にすぐに返信するほどには、生え際を気にしています・・

植毛までの半年間、悩みたくないので頭皮アートメイクを先に受けられませんか?」

 

実際に植毛医師に確認したところ、

「植毛前に頭皮アートメイクをしても定着には影響は出ない」

とのことでした。

※植える際に少し見づらいぐらい。

 

そのため、植毛前に頭皮アートメイクをすることは可能ですが、

悩みの内容によってどちらの施術にするかは異なるのです。

①生え際を狭くしたい⇨自毛植毛推奨

②生え際の透け感を無くしたい⇨自毛植毛 or 頭皮アートメイク 推奨

頭皮アートメイクはあくまで毛髪がある程度生えているところに色素を施すことから、

「額を狭く見せたい」といったご要望の方は頭皮アートメイクではご期待に添えることは出来ません。

そのため、私の元にご来院いただいた上記のお客様に対しても自毛植毛をお勧めさせていただきました。

また、植毛クリニックにカウンセリングに行かれた方はご存知かもしれませんが

「顔出しモニター」というモニター制度が植毛にはあります。

おおよそ定価から50〜70%ほどの値段で植毛を受けられる代わりに、

「SNSなどのコンテンツにお顔出しをして症例が上がる」

といったものになります。

お顔出しのみならずモニター制度を利用したい

と考えている方は、

先に頭皮アートメイクをすることで植毛の変化が写真上でわかりづらくなることから

適応不可となる可能性が大いにあります。

そのため、「モニター制度を利用して植毛をいづれやりたい」

と考えられている方は先に頭皮アートメイクは受けないことを推奨いたします。

<まとめ>

①額を狭くしたい人は自毛植毛

②生え際の透け感を改善したい人は「自毛植毛」「アートメイク」

③モニター制度を利用して植毛をしたい方は「自毛植毛」⇨「アートメイク」の順。

となります。

1. 目的と優先順位を明確にする
即効性を求める場合や手術を避けたい場合には、頭皮アートメイクが先に適しています。

また、見た目の改善をすぐに実感したい人には理想的です。

2. 永続的な効果を求める場合
植毛は時間がかかりますが、長期的な解決策を提供することが出来ます。

毛髪自体を生やしたい方には、植毛が適しています。

3. 両方の組み合わせも検討
まずは植毛を行い、密度感が足りない部分にアートメイクをすることで長期的な効果と理想の生え際の密度感の両方を得ることができます。

特に自毛植毛自体にあまり費用をかけたくない方には、頭皮アートメイクとの併用もお勧めとなります。

結論

植毛と頭皮アートメイクのどちらを先に行うべきかは、個々のニーズやご状況に大きく依存します。

即効性やダウンタイムの少なさ、カモフラージュを求める場合には頭皮アートメイク、長期的な解決を求めるなら植毛を選ぶと良いです。

また、両方の施術を組み合わせることで、より効果的な結果を得ることも可能となります。

最適な選択をするためにも、複数のカウンセリングを受け、ご自身に最も適した方法を見つけることが重要です。


この記事が自毛植毛・頭皮アートメイクに悩まれている方の参考になれば幸いです。

その他、気になることがございましたらいつでもご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

英国式 頭皮アートメイク看護師 

吉田れい🇬🇧