韓国で4回目の修行に行ってきました!✨

こんにちは🌷ブログを閲覧いただきありがとうございます!
実は、9月はじめに4回目の修行に行ってきました😊
↓ 先生からアカデミー修了証をいただきました✨

今回は、韓国での修行について詳しくブログに綴らせていただきます。
・韓国での修行はどのようなものなのか?
・英国との違いは?
・韓国のアートメイクはどのぐらい進んでいるのか?
などが気になる方はこの記事が参考になるかと思います!📚
ぜひ、読み進めて見てください🌷

4回目の講習を決意した理由…
今まで、英国・韓国・日本と3つの国で技術を習得してきました。
- 英国ではスキンヘッドの技法
- 韓国では女性特化の繊細な毛髪への技法
- 日本では主に生え際施術の技法と座学の再確認
どの講習も私にとってかけがえのないものでしたが、その中で「毛髪の太い方に向けた講習」に参加したことがないな…とふと思いました。
毛髪が太い方には、色素の注入量を通常よりも多くしドットサイズを上げる必要があります。
この技法は通常よりも、色素注入量が多く長持ちしやすいことから太い毛髪のお客様をメインで施術されているアーティストのもとに再度、修行にいくことを決意しました。
「PROH CAMPANY 」は8年間の歴を持つ施術者が在中!
今回お伺いした韓国のPROH先生は他のアーティストさんよりも太い針を使用しているのにも関わらず、入れたドットはすごく小さくて繊細な技法。
そんなPROH先生の技法は通常の頭皮アートメイクが2-3年持つと言われている中で3-5年ほど持つ技法と言われているようです。

先生の技法で打ったドットは「鮮明、且つ小さい」といったことがお写真を見てもお分かりいただけると思います。(このお写真は、私が先生の技法で施術したものになります。)
頭皮のアートメイクは電動マシーンと、1つ1つ手作業でドットを施す手打ち式がありますが先生の技法はもちろん手打ち式であり、硬い頭皮のお客様にも問題なく色素を入れることができます✨
電動式はいわゆる「ミシン」のようなもので、自動的に針が上下して皮膚にドットを施します。しかし、深く入れすぎると危険!といったことから深くまで入りすぎないよう「より浅い層に色素が施される」ように設定されているのです。
そのため、硬い皮膚には電動マシーンで皮膚をきちんと貫くことができず適切な層にドットが入っていかないのです。
また、このことは手打ち式であっても当てはまることで「にじみが怖い」といった理由で浅い層に施した場合色素がきちんと入り切らず数日〜数ヶ月で消えてしまうのです。

適切な層へのアプローチの仕方
適切な層に色素を施すためには、
・皮膚学をきちんと理解すること
・針の構造やマシーンの仕組みを知ること
が重要になります。
感覚で施術をされるのも良いかもしれませんが、「なぜそうなるのか?」をきちんと理解した上で施術を進めることが重要であると感じました📚
そのため、再度1から丁寧に擦り合わせを行なってくださったPROHさんは凄く理論的で実力のある先生であり、修行に行き心から良かったと私は思っています🕊️✨
韓国と日本、結局どちらで施術を受けるのがいい?
韓国と日本、どちらで施術を受けるべきか迷うところですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
韓国では、医師が常駐していない場所で施術が行われることが多いため、衛生面が不十分であったり、アレルギー反応が出た際の対応が医療機関に比べて劣る傾向があります。
また、韓国の美容業界は発展しており、多くのクリニックには通訳が常駐していますが、頭皮アートメイクを行うサロンでは通訳さんがいないことが多く、カウンセリングやご要望の正確なヒアリングが日本に比べて十分に行えない可能性があります。
料金については、韓国と日本の差は数万円程度であることが多いため、複数回通うことを考慮すると日本での施術をお勧めします。しかし、韓国でも頭皮アートメイクは非常に発達しており、高い技術を持つ施術者も多いです。
最終的には、ご自身の要望をしっかりと叶えてくれそうな施術者に依頼するのが一番良い選択だと思います。

想い🕊️✨
頭皮のアートメイクは英国で開発され、その後韓国・アメリカ、そして日本へと伝承されていきました。
アートメイク歴や施術件数はもちろん大切ですが、数字だけではなく、常に学び続ける姿勢がもっと重要であり価値のあるものであると考えています。
私自身は韓国の先生と比較して歴も症例も少ないですが、日々「なんでこうなるのか?」と疑問を持ちながら知識・技術を蓄えております。
気づいたら髪の毛のことを考えてしまう….そんな方に向けてこれからも技術を高めより良い施術ができるよう努めていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
韓国で施術や講習を検討されている方はいつでもご相談ください💌